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confuoco Dalnara

2003年8月

ドキュメンタリー番組「核危機回避への苦闘~韓国・米朝のはざまで~」をみて考え込んでしまった。
ARFがこのように会議をすすめていたのか、と知って驚いていた。
そして現代峨山会長の自殺のニュースを知った。
休戦から50年たった今も残っているひずみ。それは同胞に対して抱く心情とは相容れないものだろう。
痛みを抱えて生きている人たちはまだたくさんいる。
南と北のはざまで
ある意味追い詰められて自殺したのだろう。ショックを受けた。
彼が間違っていたとは私には断言できない。同胞へのおもいがあったはずだから。感傷的かもしれないが。
彼は弱い人ではないように見えていた。そんな人が自殺したことにもショックを受けた。
この痛みは当事者にしか共有し得ないものなのだろうか。
外国人はやはり理解できないのだろうか、同じ民族で戦わなくてはならなかったこと。
痛ましい気持ちでいっぱいだ。

お盆のこの季節、戦争を想起し思い出す映画の言葉。
"Wars, conflict, it’s all business.
One murder makes a villain; millions a hero. Numbers sanctify."
by Monsieur Verdoux (CHARLES CHAPLIN)
(一つの殺人は悪漢を生み、100万の殺人は英雄を生む。映画『殺人狂時代』より)
戦争はどんな「大義」で呼ぶにしろ、「春秋無義戦 (孟子)」に変わりはない。
米英がイラクを攻撃していた時、
The New York Timesは戦争のための特集ページを作っていた。
あろうことか’Nation At War’と名付けていたのには驚いた。
どうして’At’を使えるのだろう、と思った。
実際は
The war was far and away from the land(U.S.). So, Nation ’not’ at War!
戦場となって疲弊したのは遠いイラクの地だった。
米国本土は無傷で、明らかに戦争に瀕していなかった。

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